あらすじ
3.11 東日本大震災の津波によって住まいと大切な家族を失った被災者。
ある避難所に避難した三名の女性視点から描かれるそこであった避難生活の苦悩とプライバシー問題、将来の不安。
そして、偶然にも出会った三名の女性が新たな道を歩んでいくー
感想
ニュースで見ることが無かった被災地域の様子。3月11日の津波によって多くのものが流され消えたかけがえのない存在。
その一方でどーしてこの人は助かった？女性主人公の抱える困惑とジレンマ。
一番大事だった人を失い、生き残った義家族に縛られる息苦しさと恐怖を覚えるシンママ
肉親と大切なお店を津波に奪われ、大切な息子の苦悩に気付けず傷つく母
三者三様で描かれるこの物語は避難所で出会い、仲間になり、そして一つの絆が生まれた。
