ビーンの本棚

小説や自己啓発本の感想文

歌われなかった海賊へ 逢坂冬馬

エーデルヴァイス海賊団は英雄かーそれとも⭕️⭕️

 

舞台は第二次世界大戦末期のナチ体制化のドイツ

愛国心を煽り自由を奪う体制ーヒトラーユーゲント

に対し、戦いを挑んてきた少年少女がいた。

〈エーデルヴァイス海賊団〉

高山に咲く、不死不滅のシンボルーエーデルヴァイス

彼らはドイツ各地に点在し、体制に反抗する少年集団。

 

物語はある一人の歴史教師が偏屈者として知られる戦後の生き残りの老人から手渡された一つの冊子『歌われなかった海賊へ』から始まるー

 

 

感想

あの同志少女よ、敵を撃ての作者が出した続編。

気になっってはいたのものの、なかなか図書館の貸し出しの順番が巡っては来なかった。

本屋で買おうかとも迷走をしたが、ここは気長に待つ事にしました。

年は明け、正月が過ぎた頃、遂に私の番が巡ってきました。

半年の片思いに老け、町の図書館から借り、早速近くのカフェに寄り大好きなホットココアを堪能しながら丸一日その本を読みました。

寒い季節にホットココアは染みました。