ビーンの本棚

小説や自己啓発本の感想文

東野圭吾『むかし僕が死んだ家』

 

あらすじ

「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。

 

感想

初めて東野圭吾さんの作品に触れてみたいと思い、タイトルだけで気になったこの作品を読む事にしました。今まで沢山の小説を読んできましたが、この作品は一味違う感性で書かれており手を休める事なく世界観に没頭させられました。

頭の悪い自分には難しすぎて駄目なんじゃないかなと抵抗感はあったのですが、東野圭吾さんは言葉を紡ぐのが上手いというか文脈を綴るのが上手いというか、今の私には言葉足らずで上手い表現が見つかりません。やっぱり他の作家さんと一枚抜き出ていんだなあとこの一冊だけで読んで感じました。