コンビニの世界が私の全てだったー
あらすじ
アラフォー未婚女性、吉倉恵子
大学卒業後も就職せずに、コンビニのバイトは開業当初からいるダイベテラン。
これまで、彼氏なし。
日々の食事はコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
ある日、婚活目的で入った新入りの男性がやってきて…
そんなコンビニ的行き方は恥ずかしいと突きつけられるがー
感想
誰にも輝けるばしょはあるー
義務教育で慣れしたんだ平均的な人間性と普通という概念を教えられたこの世界
何かが“違う”だけで積み出されてしまう。
異常ではないんだとただまだ育ちきれてないだけなんだと、心の中で嘘をつき病院にいく気持ち
一般的な人間になりきれなかっただけでも、この社会のどこかの歯車にはまるかもしれない。
コンビニバイトという社会の一部になれた吉倉さんのような存在がいるからこそ、コンビニは24時間営業できるし、決して不必要な言われを受けるべき人間ではない。
ただ少しだけ人付き合いが苦手で自分の世界を持っている女性
そして、白羽は自分が必要とされないのはただこの世界が悪いんだ時代が悪いんだとと他責に逃げることでしか自分の存在意義を見出せない男ー
しょうがないまだ彼を必要としている社会の歯車にはまっていないだけなんだ