2020年本屋大賞ノミネート作
全国書店員が選んだ一番❗️売りたい本
恋でも愛でもない。けれど近くにいたい。
全く知らなかった人間関係への旅立ちが描かれる実力作家が本気を見せる傑作小説
この文言を目にしてしまえば読まないわけにはいかない。
肩と首が痛くなりました。
あらすじ
居場所を無くし、雨が降る公園で女の子に傘をさしてくれた大学生がいた。
その出会いが一つの事件になっていった。
そして、例の事件から15年後二人はまた再会を果たし、小さかった私は再び願った。
この願いは誰もが認めてはくれないだろう。
それでもいい、理解してなくても、私はまたあの人のそばにいたいー
感想
もしかしたら、この日本の何処かで同じような運命を誰かが歩んでいるのかもしれないと感じさせていただく物語でした。
そして読み終わった後、子の親になる難しさと責任を考えさせられました。
他の読者との感想は違うとは思いますが、私はそのように感じざるえませんでした。
人間はやはり誰かと一緒になると独りの自分が色褪せていくのでしょうかー